◇素晴らしい世界

 昨日、本当にありえないことが起こった。
 
 遅番で夜の十時半くらいまで働き
 11時頃に職場を離れたおれ。
 電車に揺られること一時間。
 
 会社からあてがわれたはずなのに
 激しく遠い自宅についたのは
 十二時を三十分もまわっていた。

 「ああ、今日もよく働いてしまった。
 部屋でゆっくり休もうじゃないか」って、

 ポケットに手を入れて。。。。。
 あるべきものがあるべきところにない。

 まぁ、つまり職場に部屋の鍵を忘れてきたんですね。


 そのあと一体ぼくがどう過ごしたかは各人の
 想像力にお任せいたします。