価値観と経験について

価値観と経験の関係について再度考えてみた。
ヌケモレあるだろうけど、書くことである程度とどめておくことができるから。


先回のエントリーのあと考えたのだけれど、
経験を規定するものが価値観であるとすれば
価値観を変えるために、経験を積むっていうのは
出口がなくなってしまうような気がしたのだ。


たとえば失敗は成功のもとという価値観を身につけたいとする。
であるチャレンジをしてみて、案の定失敗したとする。
このとき上記の価値観をそもそも持っていないわけだから、
この経験を失敗は成功のもととしてとらえるのは難しいような気がしたのだ。


ただ結論、やっぱり経験は必要だと思う。
価値観をかえるような出会いが起こったとして、
それを強化していくのが経験だろうな。


価値観をかえる出会いのあとに
ある価値観が芽生える。
それを大きな木にするために
経験があるんだろう。


つまり何かを変えたいと思ったのなら、
自分が正しいと思うことを繰り返すこと、
それが正解。
そうすれば自分を成長させることができる(必ずしも成長とは限らないけれど)。


書きながら思ったことがあるのでいくつか。


・上の話は仮説と検証の関係に近い。
あるインプットから仮説が生まれ、
それを真なりと思うために検証がある。
あるいは全く同じ関係かも。
価値観を仮説、検証を経験と置き換えても同じことだ。


・正直先のエントリーと同じような結論に至ってるね。
再度考えた意味あるのか。


・一番最初の疑問
出口がなくなってしまうように思ってしまったのは、
価値観を変える過程を0か1かで考えていたからだ。
でも価値観が根付く過程には色んなグラデーションがある。
(過程という言葉からも明らかだよなぁ)
こういうミスがすごく多い気がする。
物事は白か黒かじゃなくてライトグレーとかダークグレーとか
いろいろあるってアイディアもきちんと心にとめておこう。
でも、これが価値観を強化していくのだな。
やっぱり失敗は成功のもとだな。