本当は今すぐ眠りたいのだけれど。さらっと書き留めておきたいので。

志高く 孫正義正伝

志高く 孫正義正伝

を読んでいる。(顔写真。。。)


まだ読み終わっていはいないのだけれど
深く感銘を受ける内容なのでフライング気味に
コメントを書いてみる。


実は、ちょっとした仲間内で
週一回ブックレビューを書いており、
最近どうも面白い本に出会わない
(といっても一週間くらいのことなんだけれど)
ので、以前から繰り返し読んでいる

国盗り物語(一) (新潮文庫)

国盗り物語(一) (新潮文庫)

を紹介しようとおもっていたところで
この本に出会ったわけだ。


両者とも感銘を受けるポイントが結構リンクしている。


それは意思の力だ。


つねづね僕は、
(というと僕独自の考えのようだけど、
別にそうじゃない。
いろんな人が、いろんな言い方で
同じことを言っている
たとえば、安西先生
「諦めたらそこで試合終了ですよ」とか)
願わない限りは夢はかなわないと思っている。
ただ、願えばすべてかなうと思っているわけでなく、
かなえるための必要条件として、願うこと、
意思、というものを捉えているということだ。


翻って、この二冊の主人公、
斉藤道三と孫正義である。


二人とも強烈な意思を持っている。


そしてその意思こそが、
彼らに創意工夫をさせ、
逆境を乗り越えさせ、
不可能を可能にさせていく。


たとえば孫は学生時代、親からの仕送りなしで
生活できるようになりたいと願った。
しかし、彼は学生であり、
アルバイトなどしている暇は全くない。
結果、彼は、一日五分で月に100万稼ごうと思い立つ。


道三は一国の主になりたいと願った。
しかし彼には何の後ろ盾もない。
だから、まず手始めに金を稼ごうと想い、
京都の油卸の山崎屋若旦那となろうと思い立つ。


何かをしたいと思うこと、
その意思が彼らにおよそ常人には
思いもよらぬことを発想させ、実行させる。


すべては、意思から始まる。
意思がなければ何かが動き出すことはないだろう。