SOUNDTRACK FOR D‐BROS

先のエントリーで明らかになったように
このブログの内容は仲間内での
書評と連動している。


だからなんだということも
ないのだけれど、
今回は、ちょっとネタがないので
音楽の話題にしてみようと思う。


ちなみに、今週は

金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)

金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)

窓のむこうに (新潮文庫)

窓のむこうに (新潮文庫)


息抜き用に
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

を読んでいるのだけれど
いずれも読み終わっていなく、
まぁ思うところあればそのうち
レビューを書くと思う。


で本題。


SOUNDTRACK for D-BROS

SOUNDTRACK for D-BROS

を聴いてみた。加えて買ってみた。


最近はツタヤの品揃えが
やたらよくなっているので
ごくわずかなCDのみ
買うようになってしまったのだけれど
これは近頃だと一番のあたりかもしれない。


タイトルから分かる通り、
単順に音を鳴らしているわけでなく
たとえばホテルバタフライという
架空のホテルでおきた物語のための音楽が
あったりする。

そのせいか、
聴いてみて抱くのは
音楽というより、映画を見ている感覚。


ピアノ好きのホテルの支配人やら
にぎやかなカップとソーサーやら
さまざまな物語が
音楽によってつむがれている。


そして音楽に耳を澄ませるにつれ
どんどんその物語の中に引き込まれていく。


ポップみたいに歌詞があるわけでなし、
ハウスみたいに刺激的なテンポなわけでなし
だけれど、
静かで、透明な旋律が
音楽の物語へといざなってくれる。


音楽の新たな一面を見たようで
新鮮な一枚。おススメです。